労働とはなにか

労働とは

古来、人間は労働により、対価を得ることで生活を営んできました。今日では、多くの人が企業や団体などに属するか、何らかのつながりを社会ともち、労働をしながら生活をしています。今の労働の大部分は、所属企業や団体などが上げる収益につながるもので、その収益をあげた労働の対価として支給される賃金で人間の暮らしが成り立っています。

労働の種類

現代の労働は、「肉体労働」「頭脳労働」「感情労働」と3つに分けることができます。「肉体労働」「頭脳労働」とは違う「感情労働」はパッとわかりにくいかもしれません。
先にあげた3つの労働の種類の中では一番最近登場した労働形態で、『感情をコントロールして賃金を得る労働』のことを指します。客室乗務員、接客業、営業、コールセンターのオペレーターなどがそれらの代表的な仕事になるでしょうか。
労働の種類は違えど、どれも楽な仕事ではなく、誰しもがストレスを抱えながら日々職場に向かい、仕事をしています。

人が働く理由は?

これらのストレスを抱えてまでなぜ私たちは働きにでるのでしょう。
“なぜ働くのか?”という問いに対して、現実的で一番多い答えは“生活をするため”ではないでしょうか。また、世間体のために働いているという答えもあるかもしれません。私たちは幼いころから、周囲の働いている姿を見て育ちます。そして自身も学生などを経て、いずれ社会に出て労働者に。特に一般的な男性はどこかの企業で勤務、または自分で起業するなどして人生の半分以上を労働に費やすケースが多いでしょう。これまで当たり前に思える“働く意味”を考える機会は、あまりなかったかもしれません。

衣食住を確保するため

もし、働かなければお金がなく衣・食・住に困ってしまいます。生活が不安定にならざるを得ません。
また、自分一人の生活だけでなく、結婚・子どもが生まれたり、親の面倒を見たりなど、様々なイベントが。そんなライフイベントに備え、家族の衣食住を確保するためにもお金を稼ぐ必要があるのです。働くことは、生きていくために非常に重要な行為なのです。
そして、自分を含めた家族の生活の質をよりよくするために、高い賃金を得られる職や仕事を選び、その高いサラリーのために努力している人も多いのではないでしょうか。

衣・食・住の不安がなくなれば働く必要はなくなる??

人間の行っている労働を人工知能や機械が代替する世界が、近い将来必ずやってくるといわれています。

人工知能をはじめとした、急激なハイテクノロジーの開発が国家事業として世界各国で行われていることが原因としてあり、人工知能や機械による労働の代替化は、避けて通れません。
グーグル共同創業者は下記のように発言しており、「必死に働かなくてもいい」時代の到来も示唆しています。

「我々が幸せになるために必要な資源は、実はかなり少ない。今の1%以下じゃないかと思うくらいだよ。多くの不必要な活動が、忙しさや環境破壊の元凶になっている」

あるデータによると、2030年代に入ると生産年齢人口比率は58%を割り込む予測が出ています。これは過去100年の歴史上、経験したことのない未知な領域です。稼ぎ手がいなくなり、年金や生活保護などの保障も破綻する確率も高いといわれており、これにより、貧困層が増え、生活ができない人が増えると主張する専門家もいます。
そこで浮上してきた考え方が、人間の生活の基盤である、最低限の衣・食・住を保証する「ベーシックインカム」。人間の属性である性別や年齢などに関係なく、無条件に全員が同額の現金支給を受けられ、働くのか、働かないのかも自由に選択可能。基本的には働かなくても生活はできるレベルのお金は一律もらえるという仕組みです。ベーシックインカムについては賛否両論があり、具体的にはまた別の記事にて書きたいと思います。

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