人工知能の活躍が求められる世の中になっています。理由は次のようなことで、多業種への実用化に大きな注目が集まっているのです。

・膨大な情報の中から最適解を得るサポートの必要性

・クラウドの広まりによる処理速度の高速化

人工知能の代表、ソフトバンクのpepperは、全国のショップや銀行窓口、カフェなどに次々導入され、現在までに採用した企業は500社。顧客のニーズに応じて提案ができるロボット店員が徐々に普及しつつあります。もはや人工知能は研究や映画の世界の話ではなく、ビジネスへどう使われるかという段階に移っているのです。

 

人工知能は何ができる

「カスタマーセンター用サポートシステム」や顧客と対話式で質疑応答がリアルタイムでできる「受付システム」などは、いち早く人工知能によって実用化される分野のひとつになります。

これまでフリーダイヤルに電話すると、「~のお客様は1、~のお客様は2、それ以外のお客様は3を押してください」などのアナウンスにイライラを感じたことがある人も多いでしょう。

人工知能が導入されれば、ボタンで進められますから、待つ間に保留音を繰り返し聞く必要はなくなりますし、コールセンター用FAQ(Q&A)検索システムも、人工知能が文脈を解析した上で最適解を出すようになり、土日にも関係なく24時間対応をしてくれるようになります。

リアルタイムでユーザーの声を把握した対応ができ、問い合わせの内容が自動的にデータ化されていきますから、蓄積したデータは将来の製品開発にも活かせるようになります。結果、顧客の満足度もアップするのです。

 

人工知能がいち早く導入される業種は

さまざまな可能性を秘めた人工知能

今回挙げた人工知能事例の他にも、もっと多くの事例が私たちの身の回りに存在します。現在、ビジネス面の人工知能活用の花形は、「自動運転車」と「ロボット産業」といわれていますが、人工知能の技術は様々な分野に適用可能ですから、人工知能関係者の間では、「人工知能が適用・拡大される市場や業界にどんな影響を与えるか」という点が最大の関心事になっているのです。

そうとはいえ、人工知能の活用はまだ始まったばかり。ニーズは計り知れませんが、期待される新しい技術と事例が増えることで、だんだんと裾野は広がりそうです。IT企業の様々なアイデアや解決方法で新規参入もしやすくなり、人工知能の進歩や注目は今後、ビジネス面での応用次第といえるでしょう。

人工知能の能力は、データ処理や情報分析の高精度な実行にありますが、効率化に期待はされていません。人工知能への期待は、「人間の不可能を可能にすること」「人間より高レベルなこと」「人間の代理」「人間がノータッチになる」という、イノベーション(新しい切り口)能力に価値が求められているのです。

 

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