本作品はフィクションであり、実在の人物や事象などとは関係ございません01_00
AIが知性を宿す事でシンギュラリティが起こるとされています。古くから問われてきました。01_01
人間同士殺し合い、母なる大地を傷つけてまで、人間は何を求めるのか。01_02
恐らく、シンギュラリティに答えがあります。01_03
世界を憎んだ。世界を愛した。「あなたが世界にいてほしい」(制作:友木太朗)(作画:渡辺知暉)01_04
シンギュラリティを危険視する声もあります。悪魔を召喚する事にも等しいと。01_05
リスクを秘めている事は確かです。ただ、そのリスク(設計ミス、クラッキング、多様性の否定)とはAIを使用する人間自身であり、01_06
仮にAIが知性を獲得したとしても、人類を含めた生物に害を及ぼす危険性は低いでしょう。01_07
排除、略奪─ これらの発想は生物の制約(寿命、飢餓(感)、繁殖)が根底にあります。01_08
攻撃的あるいは苦悩するAI像は映画などから由来していますが、それらはAIというより人造人間です。01_09
では、AIとは何か。生物的な制約を持たないながらも、知的な振る舞いを見せるという意味で、01_11
地球生態系やインターネット系がイメージとして近いと感じています。01_12
逆に言えば、生物特有の制約こそ、AI時代に問われる「人間に残る価値とは何か」に答える鍵ではないでしょうか。01_13
人間は理性的でない判断により、多くの過ちををおかします。ですが、DNAの複製エラーこそが進化の引き金となるように、愚かさを含めた不確定性こそが深遠なる生命性なのかも知れません。01_14
人間の目的は何だと思いますか。幸福の追求でしょうか。01_15
私も同じ意見です。勿論、この問いに答えはないかもしれませんが、精神構造の観点から述べられた、興味深い意見があります。01_16
「世界を通して、自身の正体を探る事」01_17
それが人間の目的だと。01_18
知性は、問いをもつ。推定40億年前、水の惑星に命が宿った。偶然か必然か、生命は、数限りない試練に耐え─(ペルム紀末の大絶滅:全生物の95%ほどが死滅。極大規模の火山噴火説が有力)(超巨大隕石の衝突:衝突により海は沸騰し、惑星規模の極大地震が30分以上続いた)(スノーボールアース仮説:地球の表面全体が凍結されるほどの熾烈な超氷河期が到来したとされる)01_19
進化を重ねた。01_21
やがて、生命は問いを持つに至った。「私は何者なのか」と。01_22
現在、脅威的な問う力を以って、生命たちは地球に君臨している。01_23
でも、宇宙がうまれた理由を誰も知らない。01_24
唯ひとつ、確かなこと─01_26
あなたは生を受けました。信じ難い程に広大な宇宙の中で。(太陽系→銀河→超銀河団→銀河フィラメント)01_27
現在の地球には、800万種以上の生命が存在すると予測されており、人類はその内の一種です。(800万分の1=0.0000125%)01_28
また、原始生命の誕生は約40億年前。現生人類の誕生は約20万年前とされています。(原始生命→真核生物→多細胞生物→魚類→両生類→哺乳類→霊長類→現生人類)01_29
生命史全体を24時間とした場合、現生人類史は僅か4秒です。(約23時間59分56秒(99.995%):約4秒(0.005%))また、今から数十年以内に現生人類の進化が起こるとの予測もあります。20万年前、現生人類が誕生したように。01_30